引越し業者はどこまでやってくれる?基本からオプションまで全部わかる完全ガイド

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引越し業者は、荷物の運搬だけをやってくれる会社だと思っていませんか?

実は、プラン選びひとつで、荷造りも荷ほどきも全部お任せにできます。

エアコンの取り外し・取り付け、洗濯機の設置、ハウスクリーニングまで、頼める範囲は意外と広いのです。

一方で、どれだけお金を積んでも絶対に断られる荷物があることも知っておく必要があります。

この記事では、基本プランでやってもらえることから、おまかせプランの内容、使えるオプションサービス、そして業者に頼めないものまで、プロ目線で一気に解説します。

引越し前にここを読んでおけば、当日に慌てることはまずありません。

目次

引越し業者は基本プランで何をしてくれる?

引越し業者に依頼すると、まず最初に選ぶのが「基本プラン」です。

基本プランは料金を抑えたい方に向いている標準コースで、運搬に関わる作業をプロが担当し、荷造りと荷ほどきはご自身で行う形になります。

どこまでを業者が受け持ち、どこからが自分の作業なのかを正確に把握しておくと、引越し当日に余計な混乱が生まれません。

基本プランの作業内容を整理する

基本プランで業者が行う作業は、大きく分けると搬出・輸送・搬入・セッティングの4つです。

作業フェーズ内容担当
搬出旧居から荷物をトラックへ積み込む業者
輸送新居まで安全に運ぶ業者
搬入・セッティング新居での荷物の配置・設置業者
大型家具・家電の梱包ソファ・冷蔵庫などを毛布やパッドで保護業者
小物の荷造り・梱包ダンボールに詰める作業依頼者本人
荷ほどき・片付けダンボールを開けて収納する依頼者本人

自分でやらなければいけない作業はここ

基本プランでは、ダンボールに収まるサイズの小物は自分で梱包するのが大原則です。

食器・本・衣類・小型家電など、日用品のほとんどはこれに当てはまります。

引越し日が近づいてから一気に作業しようとすると時間が足りなくなるので、2〜3週間前から少しずつ進めるのが現実的です。

大型家具・家電の梱包は業者に任せてOK

冷蔵庫・洗濯機・ソファ・タンスなどの大型品は、引越し当日にスタッフが毛布や専用のパッドで梱包・養生してくれます。

ただし、タンスや食器棚の中身は自分で取り出して梱包しておく必要があります。

中身が入ったまま運搬すると家具が破損したり、中の荷物が傷んだりするリスクがあるため、事前に空にしておきましょう。

おまかせプランならここまで頼める

時間もお金もかけてとにかく楽に引越したいという方には、おまかせプランという選択肢があります。

基本プランよりも料金は上がりますが、引越し当日まで普段どおりの生活を続けられるのが最大のメリットです。

どのくらいのことを任せられるのか、具体的に見ていきましょう。

おまかせプランとはどんなサービスか

おまかせプランとは、荷造り・運搬・荷ほどき・後片付けまでを一括でプロに依頼できるサービスです。

アート引越センターの「アートおまかせパック」やサカイ引越センターの「フルコース」など、大手各社が用意しています。

プランによって荷造りのみ対応・荷ほどきまで対応など段階が異なるため、見積もりの際に確認しておくことが大切です。

荷造りから荷ほどきまで全て任せられる

フルコースのおまかせプランでは、スタッフが引越し当日に自宅へ来て、全ての荷物を梱包するところから始めます。

  • 引越し当日の朝にスタッフが来て荷造りをスタートする
  • 食器・衣類・小物類など全てをダンボールに梱包してくれる
  • 大型家具・家電も適切に養生して搬出する
  • 新居に搬入後、ダンボールを開けて荷ほどきまで行う
  • 使用済みダンボールをその場で回収してくれる

荷ほどきまで依頼した場合、ダンボールが室内に散乱したままになる心配がなく、新居でのスタートがスムーズになります。

おまかせプランが向いている人の特徴

おまかせプランは、誰でも利用できますが、特に効果を感じやすい方がいます。

仕事の都合で引越しまでの準備時間がほとんど取れない方、妊娠中または小さなお子さんがいて体を動かすのが難しい方、高齢で荷物の運び出しや梱包作業が負担になる方などが代表的です。

直前まで普段の生活ができるうえ、体への負担もほぼゼロになるため、費用対効果が高いプランと言えます。

おまかせプランを使うときの注意点

おまかせプランを利用するときにも、いくつか自分でやっておく作業があります。

  • 現金・通帳・印鑑・宝石などの貴重品は必ず自分で保管する
  • 処分したい不用品は引越し前に選別しておく(業者は全て新居に運ぶ)
  • スタッフが来る前に新居に持ち込まないものを別の場所にまとめておく
  • 医薬品・食品など当日も使うものは自分で管理する

業者が梱包を始めると、その場で荷物を取り出すのが難しくなります。

事前の仕分けをしっかりしておくだけで、当日の作業がずっとスムーズになります。

オプションサービスで引越しをもっとラクにする

引越し業者は、運搬・梱包以外にも多彩なオプションサービスを提供しています。

有料のものがほとんどですが、見積もり時に合わせて申し込めるので、複数の業者に同時に依頼する手間が省けます。

何が頼めて何がオプション扱いになるのかを事前に把握しておくと、見積もり比較がずっとしやすくなります。

エアコンの取り外し・取り付け

エアコンの移設は、電気工事の資格が必要な専門作業です。

引越し業者の多くは有料オプションとして提供しており、旧居での取り外しから新居での取り付けまでをまとめて依頼できます。

自分で業者を手配する場合、引越しのスケジュールと工事日程を合わせる手間がかかりますが、引越し業者にまとめて頼めばその手間がなくなります。

サカイ引越センターやアート引越センター、ハート引越センターなど主要業者はほぼ対応しており、見積もり時に追加申し込みできます。

洗濯機・冷蔵庫などの家電設置

洗濯機の取り付けや冷蔵庫の電源接続など、家電の設置作業もオプションで対応している業者があります。

  • 洗濯機の給水ホース・排水ホースの接続
  • 冷蔵庫・乾燥機の設置と電源確認
  • テレビ・オーディオ機器の配線
  • 照明器具・カーテンの取り付け(業者による)

家電の設置が苦手な方や、一人暮らしで作業が難しい方にとっては特に心強いサービスです。

ハウスクリーニング

引越し後の新居をきれいな状態で使い始めたい方には、ハウスクリーニングのオプションが便利です。

サカイ引越センターでは、エアコンクリーニングや水回り清掃、レンジフードの洗浄なども提供しています。

引越し作業と同じ日にまとめて依頼できるため、別途クリーニング会社の予約を取る手間がなくなります。

旧居の退去前のクリーニングに対応している業者もあるので、見積もり時に相談してみましょう。

不用品の回収・買取サービス

引越しを機に大型家具や古い家電を処分したい方は、不用品の回収・買取サービスを活用できます。

ただし、業者によって対応できる品目が異なるため、事前の確認が欠かせません。

業者名回収できる主な品目買取
アート引越センター家電リサイクル法対象4品目なし(処分のみ)
サカイ引越センター家電リサイクル法対象4品目・ピアノ一部エリアで対応
アーク引越センター家電リサイクル法対象4品目・書籍・CD・洋服あり(5箱まで無料)
アップル引越センターほぼ全ての家具・家電あり(5年以内等の条件あり)

家電リサイクル法の対象品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は有料での引き取りとなり、リサイクル料金と収集運搬料が別途かかります。

タンスやソファなど家電リサイクル法の対象外の家具は、ほとんどの業者が引き取りに対応していないため、自治体の粗大ゴミ回収を利用するのが基本です。

引越し業者に頼めないこと・断られる荷物

どれだけお金を払っても、引越し業者が絶対に扱ってくれないものがあります。

知らずにいると当日になって困る事態になるため、事前に把握してしっかり対策しておきましょう。

貴重品・現金・通帳は自分で管理する

現金・通帳・印鑑・有価証券・宝石・パスポートなどの貴重品は、引越し業者が運搬を断るのが業界の共通ルールです。

万が一紛失や破損が起きた際の責任の所在が不明確になるためで、業者側のリスク管理として設けられているルールです。

これらは引越し当日も自分が持ち歩くバッグにまとめておき、スタッフの手が触れない場所で保管しておきましょう。

家電リサイクル法の対象品は別対応が必要

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の家電4品目は、家電リサイクル法によりただのゴミとして捨てることが禁止されています。

  • 引越し業者に有料で回収を依頼する(リサイクル料金+収集運搬料がかかる)
  • 購入した販売店や買い換える販売店に回収を依頼する
  • まだ使える状態なら買取業者やフリマアプリで売る
  • 指定引取場所に自分で持ち込む(リサイクル料のみ)

無断で粗大ゴミとして出すと不法投棄とみなされ、罰則の対象になるため必ず適切な方法で処分しましょう。

生活ゴミ・粗大ゴミは引き取ってもらえない

日常の生活ゴミや、家具・家電以外の粗大ゴミは引越し業者では対応できません。

これらは自治体の粗大ゴミ収集サービスに申し込むのが基本で、回収日は事前予約が必要です。

引越しシーズンは希望日が取りにくくなるため、引越しが決まったタイミングでなるべく早く予約を入れておくことを強くおすすめします。

まとめ|引越し業者にどこまで頼むかで、引越しの疲れは大きく変わる

引越し業者がどこまでやってくれるかは、選ぶプランによって大きく異なります。

基本プランでは大型家具・家電の梱包と搬出・輸送・搬入を任せられ、おまかせプランにすれば荷造りから荷ほどきまで丸ごとお任せできます。

エアコン移設・洗濯機設置・ハウスクリーニング・不用品回収などのオプションも上手に組み合わせれば、引越し当日の負担をぐっと減らせます。

一方で、貴重品や家電リサイクル法の対象品、生活ゴミなど自分で対処しなければならないものも存在します。

何を任せられて何を自分でやるべきかを事前に整理しておけば、当日は驚くほどスムーズに進みます。

複数の業者から見積もりを取り、プランとオプションの内容をしっかり比較した上で、自分にぴったりの引越しスタイルを見つけてください。

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